先日話していたガソリンタンク、出品者様から無事送られてきてまいりました。今回譲って頂いたのは、同じYAMAHAのXT250Tというバイクのタンク。
20年ほど倉庫で熟成されていたそうですが、そんな年代物には全く見えない保存状態です。状態だけを見れば、このまま装着しても全く問題ないんですが、車名のステッカーが・・・。いや、車名のXTだけならまだいいんですが、その下の"TWINCAM 4-VALVES"がいただけません。昔”ダイハツ・ミラ”にV8のエンブレムが貼ってあるのを見たことがありますが、そのぐらい大ボラだとネタとして通用しますが、今回の場合とっても微妙なので、兄王様にはそんな根性はありませんw。と、言うことでステッカーを剥がすのですが、車と違いバイクのステッカーは簡単には剥がれません。というのも、ステッカーの上からクリアーで塗装をしてあるので、そのクリアー層を削り取らなくてはいけないからです。そのため、ステッカーを剥がした後に、塗装が必須となります。
1 サンドペーパーでクリア層を研磨
2 ステッカー面が表に出てきたところで、ドライヤーであぶりながら剥ぎとり
という工程になるのですが、作業に夢中で写真を取るのを忘れてました。
その後、ステッカーを剥がした部分の段差を慣らし、全体にペーパーを当てます。普通は下地にサーフェイサーを吹くのですが、今回は状態が非常にいいのと、元の色が白と言うこともあり、このまま下地として使ってしまいます。先日、よく晴れた日を見計らって、いざ塗装です。
特設作業台を設置、パーツクリーナーで全体を脱脂後、乾いたのを見計らってガシガシ吹きつけていきます。今回、塗装に使ったのは、イサム エアーウレタンという、2液性ウレタンスプレー。ネットで評判が良かったのですが、1本¥2000?と高いです。
1本で足りるだろうという甘い読みが外れて、途中で大急ぎでスプレーを買いに走ったりといったトラブルはあったものの、なかなかいい感じに仕上がったかなと思っていたところ、重大なトラブル発生、というか発見・・・
テカってて、あまりわからないですが、赤丸の部分にかなりおおきなゴミが付着してしまいました、つーか上から塗りこんじゃってます。正体はクモの糸、敗因は夜勤明けの眠い目を擦って、朝一からはりきっちゃった事でしょう。「朝とクモの糸に何の関係が?」と思う人は、クモの生態でもググってみてください。とにかく、この上からクリアーを吹いても、後で綺麗に修正できるとも思えないので、残念ながらいったんここで終了して、磨き作業からやり直しですorz。まあ、手間はともかくとして、2000X2本で¥4000のスプレー代がパーになったのが痛いですが、これもいずれは良い思い出と言うことで・・・
ということで、続きはまた作業が進んでから