前回塗装に失敗したタンク、雨続きで全く進まなかったのですが、先日の晴れ間を縫って再チャレンジしました。結果・・・orz
ネットで、「ウレタン塗料は湿気の影響を受けにくい」との情報を得ていたのですが、見事に真っ白(白かぶりで)になりましたですよ。やはり、この時期に自家塗装しようというのが無理だったんですかねぇ・・・。ただ、高い授業料を払った甲斐あって、ちょっとウレタン塗装のコツみたいな物を掴んできました。ネットなんかで口を揃えたように書いてある、「20センチほど離したところから、1秒間に30?50センチ位の距離を移動させて吹きつける」ってのは嘘です、ええ、断言します。兄王様がやってみたところ、そんな塗り方をしていては、一生綺麗には塗れません。なんでかっつーと、塗料が乾くのが早過ぎるのです。そんなにちんたら塗っていては、塗装面に付着する前に乾いてしまうのです。じゃあ、どういうふうに塗るのか?。兄王様がたどり着いた結論としては、軽く捨て吹きした後、
かなり近い距離から、ゆっくり大量に吹きつける
これです。ただし、あくまでもウレタンスプレーに限っての話です、普通のラッカー系スプレーでコレをやると、あっという間にタレるので注意してください。さっきも言いましたが、ウレタン塗料は乾くのが異様に早いのです、しかもかなり粘土があるので、かなり多めに吹きつけてもまず垂れません。それに極端な話、ザラザラの梨地になるくらいなら、垂れた方が修正が楽だったりします。
とまぁ、何かを掴みかけたんですが、2回の教訓を生かし梅雨明けまでは作業はおやすみすることにしました。何しろスプレー1本¥2000、今回は勢い余ってクリアーまで吹いちゃったので、今までの消費本数は6本、既に1万超えちゃってるんで、流石に慎重になります。余談ですが、今回、失敗後の磨き作業をしていて、改めて黒の塗装が弱いことを実感しました。同じ番数のペーパーを当てていても、クリアー面と削れ方が全く違うのです。元々、自動車業界にいた身なので、塗装は黒が一番弱いというのは知ってはいましたが、実際自分で体験してみると、こんなにも違うものかと驚きましたよ。